『ディスグレイスト DISGRACED 恥辱』を観た人の感想、評価、口コミ
ディスグレイスト、宗教とか人種差別とか、日本人にはあまり身近でない内容だったけど、それだけじゃなくて、もっと人間としての根本的なところに刺さってきた気がする。ただそこをあんまり深く考えるとこっちが崩壊しちゃいそうなのでやめとこう。役者が素晴らしかったというとこでとどめとく。
本質を理解しているようで各自のディレッタントな振る舞いが独特な空気感を出してた。 まさか、小日向文世さんが安田顕さんに……これ以上は口が裂けても言えない。 当日券も発売してたから哲学や宗教画と に関心ある人は世田谷へ
やー、緊迫してた、すっごい緊迫してた、ディスグレイスト! 小日向さん、ヤスケン、秋山さんの言葉の投げつけ合いがすごかった。みなさん間の取り方がうまいというか、普通にしゃべってるようで台詞がグサグサ刺さってくる感じ。小島さんも平埜さんも熱演だったな。
本質を理解しているようで各自のディレッタントな振る舞いが独特な空気感を出してた。 ずっと価値観の渦に巻き込まれてて後半はグッと引きつけられた。 宗教画とか美術史とかが出てきて興奮したけどセリフまわしも全て哲学的で難しい舞台だった。
ディスグレイスト観てきました。お話は難しくて、宗教とかについて自分が今まで深く考えられてなかったんだなということを改めて感じさせられました。あと顕さんは安定の顕さんでした。ミラクル起こしました。まる。
宗教観の違いとかその重みとかと言うのは、日本人には実態や歴史がわかりにくいから理解しにくいが、ただその宗教観の違いを埋めることが如何に難しいのかかはひしひしと伝わってくる。人間がなぜ闘ってしまうのか?の答えがここにあるような感じ。ラストが大変虚しい。
ディスグレイスト、重かった……でも良い舞台だった……ヤスケンもだけど、役者さん達が皆さんすごい。
ディスグレイスト、もう1回行こう。 2回目また違った楽しみ方をできる気がする。 役者さんたちがものすごく魅力的だからもうそれだけでも。 あとエミリーとアイザックの関係もっと見ておきたい。 それからこういうシリアスな劇特有の、出演者の笑いもバイバイもないカーテンコール、好きだなあ。
人種問題、宗教、歴史、芸術、心理などに関する素養が観る側にもかなり求められ、日本人には難解なテーマ。でも「知識」の壁を超えてなお胸に迫り来るゆさぶりがある。
よくよく抑制された栗山民也演出。うーん結構ウトウトしたな前半。後半の急展開以降はぐっと惹きつけられたんだけど。ザ・翻訳劇な訳と演出が苦手だーどうすれば克服できるのかな。
午後イチでクレシダ、5時からディスグレイストこれ、逆が良かったな~。はしごで会話劇は頭が🌀。とても深い、考えるべき題材だけど…。秋山さんの美しさが半端なかった✨ クレシダはドレス姿が皆可愛くて、きれいでビックリした。平さんがすごかったな~。 世代を越えた共演て素敵だなと。
人種差別、宗教問題がわからないと難しい内容でした。秋山菜津子さん、安田顕さん、小島聖さんとのバトルが凄かったです。最近舞台で小日向さん観ると必ず酔っぱらいの演技してますね。今回も凄い酔っぱらいでした(笑)
安田さん目当てだったけど、そんなのどうでもいいってなった。どんどん空気が張り詰めていって爆発する所とか、何てゆうか観てて気持ち良かった。勉強不足で内容はあんまりわからなかったけど、お芝居が…お芝居が凄い!特に私は女性陣が好きだったなあ。あー、面白かった!
冒頭のシーンが印象的。妻がベラスケスの傑作「フアン・デ・パレーハ」を参考に、夫の肖像画を描く。ベラスケスは、奴隷の助手に貴族の姿をさせて描いた。ところがベラスケスは当時差別されていたユダヤ人だったというのだ。出自を隠して宮廷画家に登り詰めた人生と重ね合わせている
人間は恵まれた環境にいると、社会的偏見に寛容なものだが、自分が社会で酷い不利を受けてると思い込むと、差別感情に走ってしまいがち。人種・宗教の差別に続いて、最後は夫婦の男女差別を浮き彫りにする。妻が社会優位になってしまうことを受け容れられない夫の悲劇が物悲しい
小日向さん演じるパキスタン系米国人は、白人を妻に持つエリート弁護士。ある事件をきっかけにイスラム過激派擁護弁護士のレッテルを張られ、黒人女性の同僚にも出世競争で敗れ、仕事や家庭で行き詰まる。そこで自分が抑えていた人種・宗教の差別感情と向き合うという物語だ。
売れっ子安田顕を一度舞台で見たかったので。3年前のピューリッツァー賞作。9.11以降の米国で人々に暗い影落とす人種や宗教の差別に鋭く切れ込む。真田丸の秀吉役が記憶に新しい小日向文世さんが熱演。この手の差別問題に鈍感な日本人も押さえたい重いテーマ
ディスグレイスト、やっぱりキューさんのマネージャー来てたよね!誰かタレントと同行なのかとドキドキしたけど見当たらなかったのよね。マネージャー1人で北海道から観劇に来るとかあるんだ(笑)
顕ちゃんに元気を貰おう。こうやって舞台に立つTEAM NACSメンバーに会えることは本当に幸せなことなんだよなぁ。当然と思って慣れちゃいけない。でももっと5人揃って会える機会が増えるといいな…
日本人の私には全てを理解出来ていないのかもしれない、でも、もう圧巻。この作品を上演する勇気。素晴らしい本。難しい題材ゆえ入り込めるか心配したも、もう掴まれっぱなしで最後ただただ夢中で拍手を送ってた。
芸術と宗教は昔から関係を深めてきたもの。環境は変えられても、人間として根底から変えられない本質。息をする間もなく、観劇していた自分がいた。安田顕ちゃんの俳優としての真髄を観た。目から耳からの情報を頭で処理するのが大変な、重厚感のある作品だった。
物語自体は難しくないけど、多少知識が無いと理解しにくいのもたしか。あとセリフ廻しを聞き逃すとあとで分からなくなるからはじめから見る方もガンガンに集中すべき。動きよりも話を聞けっていう感じの舞台です。
ぬおほーおもろし。膨大な量のセリフ劇なので嫌いな人は嫌いだろうなー。見てる側の脳の処理が追い付かない(笑)。なんやかんやでこういう劇もやっぱり好きだ。
『ディスグレイスト―恥辱―』★★★★☆。人種、宗教、民族、性…。様々な背景が絡み合う。話が見えるまではかなり難解。アメリカの多様な文化、美術、イスラムやユダヤを知っていればまた違うだろう。後半の小日向さんとヤスケンさんを中心とするバチバチは凄まじく、息する間もない。
本当に凄い役者の皆さんが揃っていて濃厚な時間でした。これは映像ではなく生の舞台で観られてよかった! もう一度観たい!
●キャスト● 小日向文世/秋山菜津子/安田顕/小島聖/平埜生成 ●スタッフ● 作=アヤド・アフタル 翻訳=小田島恒志 小田島則子 演出=栗山民也 ●入場料・公演時間・その他● 全指S席8,800円/A席7,800円、補助席8,800円 約1時間45分
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