「なにより小林聡美、片桐はいり、藤田桃子の出演者自身が魅力的!」「小野寺修二さんのセリフ劇に絡んでくるパフォーマンスの演出はやっぱり凄い!」「舞台美術、照明も美しく現代アートのような作品」
(©東京芸術劇場)
公演中【2016年9月30日(金)~10月20日(木)】
舞台『あの大鴉、さえも』とは
現代演劇のルーツといえるアングラ世代の戯曲を 若手・気鋭の演出家が大胆に現代の視点で読み直す、東京芸術劇場人気企画「RooTS」。
第四弾は、竹内銃一郎の80年の傑作「あの大鴉(おおがらす)、さえも」をカンパニーデラシネラの小野寺修二演出で上演いたします。
男性三人芝居として書かれたこの作品を演じるのは、なんと超個性派・実力派の三人の女性、小林聡美、片桐はいり、藤田桃子です。
2016年、女たちの上にガラスの天井はあるのか?何のために、何を目指して、女たちはガラスを運ぶのか?
最強の顔合わせで贈るフィジカルシアターにご期待ください。-東京芸術劇場-
舞台『あの大鴉、さえも』を観た人の感想、評価、口コミ
この台詞覚えておいて後でノートに書き出したい!って思える面白い台詞がいくつもあって、上演中繰り返し暗唱してたのに、最後拍手したら忘れてしまった。非常に悔しい。
【大鴉】ほんと今回、照明が美しい。舞台に浮き上がる光の外の、闇が柔らかくて明るくて、その光に照らされた女優たちの顔の陰影で、表情が無機質にも豊かにも見える。そのなかでの、はいりさんの動きの大きな表情は見もの。
「あの大鴉、さえも」観劇。小林さんが登場した時点で小学3年からの想いが溢れ出して泣いた。こんなに近くにいるなんて!!息をスーハースーハーしました。もっと日常生活を私らしい身体表現で彩ろうと思わせた大作。遠慮は不要!
あの大鴉、さえも を観てきました。常識で理解しようとしてもできないけど、その世界に入ってしまえば一緒に笑えたり呆れたり…シンプルな身体の表現が一番物語ってるなと。
東京芸術劇場シアターイーストで『あの大鴉、さえも』を観劇。こういう舞台は好きだけど、自分の知識があったらもっと良かったのかな。観終わってからいろいろと調べてみたが、難しい。シアターイースト、良いな!
『あの大鴉、さえも』は、「不条理」・・・とか、「シュール」・・・というよりは、むしろ、「自由な妄想」みたいな感じじゃないのかなぁ・・・中心にいる「大鴉」が、自在に変化していく中で、自由でぶっ飛んだ妄想を広げる「男」たち・・・ま、いずれにしても、演劇というメディアならではの作品
「あの大鴉、さえも」意味が分からなかったが世界感が面白かった。上手い人が演らなきゃ学芸会みたいになってしまうであろう「芝居」をきちんと魅せてくれた。うん、面白かった。
小林聡美、片桐はいり、藤田桃子という配役も魅力的。面白かった!美術、それにすごく照明が美しいのも魅力的!光と、闇の柔らかな黒。
今回の上演で、一番大きな挑戦は、きっと「独身男性 3人」を、あえて女優3人でやる・・・ていうとこですね、…ポルノ映画女優のエピソードてんこ盛りのシーンが、ひねりをもって観客に伝わる、みたいな効果を狙ったのかなぁ・・・
「あの大鴉、さえも」芸劇シアターイースト。チェスの下りは元々あったか。少なくとも冒頭部はアレンジしたような。ということで戯曲取り寄せ中。男性3人を女性で演じる基本の発想は面白い。俳優もいいし。フィジカルや小道具が加えられたのはちょっとまだ評価仕切れない。後半面白かった。
小林聡美×片桐はいり×藤田桃子。女優三人の「あの、大鴉さえも」。いい舞台だった。不条理と身体を考えさせられる。ダンサーのダンスとはまた違う美しさ。
改めて、原作の脚本を読み直してみると、今回の上演は、かなりの変更というか、翻案がなされていることが明らかで・・・なるほどなぁ、と
ついに!観ました! 「あの大鴉、さえも」 身体が美しかった。。 光が。等速が。体幹が。 ずっと観てられた(笑)
「あの大鴉、さえも」 まだまだ知らない演劇がたくさんあって。 演劇の底知れなさに驚きまして。 とにもかくにも身体の動きに釘付けで。 なんだか、美術館にいったようなきもち。面白かったぁ。 小林聡美さん、片桐はいりさん、藤田桃子さん。贅沢な時間でした。
「あの大鴉さえも」観てきました。 出演者皆様のキレのあるパフォーマンス、素晴らしかった。 小林さんのファンなので、久しぶりに舞台に立つ小林さんを観られて嬉しかった。
私は小林聡美さんが好きで、「めがね」「プール」とか丁寧シリーズの映画も好きで、今回の小野寺さん動きも小林聡美さんにかかると丁寧な日常の暮らしが感じられたというか、ちょっと滑らかに暮らそうと思った。内容は理解してないけどそういうものでしょ?
あの大鴉、さえも観劇してきた 片桐はいりさんの演技がみたくてチケットとったけど、はいりさんの存在感凄かったな
滅茶苦茶良くてちょっとびっくり。えー、こういうのなのか、ええー、意外。この戯曲、小野寺修二演出でやる必然性がかなり強い。ほぼほぼワンアイディアで押し通される話を何倍にもふくらませる振付とヴィジュアルイメージのインパクト。男女反転させたのも慧眼。
小野寺修二演出らしい、ダンサブルナあの、大鴉さえもだった(^_-)✌オリジナルとはまったく別物だけど、それはそれで面白かったよ。
小林聡美さん片桐はいりさんの果敢な挑戦。藤田さんはお家芸かな?男性を想定した3人を女性が演じ、柔らかでしなやかな身体表現が表出した。 またもう一回観に行くんだー。
不条理劇というものは、わかろうと必死になることをやめたとき、言葉や身体表現がスッと入ってくる。なぜか気持ちよく観終わる。片桐はいり派です。
80年代に貪るように見たオレですら、いま不条理演劇を見る必要性てかリアルさは曖昧だが、これは無意味なセリフと等しく整合性のない魅力的な身体の動きが融合することで、新しい世界が立ち上がっている。これは小野寺ならではで、すごいことなのでは。
アングラ時代の戯曲を使った不条理劇。なのに、オシャレでポップで、とても気持ちのいい舞台になっているという事実。三人の男を演じる三人のすてきな女優さんたちの、繊細な体の使い方と声にひたすら酔う。
藤田さんの踊る体は何というかとても正しくて、気づくとうっとり見惚れている。同じふりを踊るはいりさんの体はあちこちにはみ出てるようで。面白かった! 『あの大鴉さえも』
『あの大鴉、さえも』素晴らしかった!!こういうのが見たかった!!小林聡美さん、片桐はいりさん、藤田桃子さんて素晴らしすぎるお三方が相乗効果でハイセンスな不条理芸術!!何もかもが好みです。
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舞台『あの大鴉、さえも』を観た人の感想、評価、口コミ
演出だろうけど想像より随分スタイリッシュになっていて吃驚した。過去に授業でやった時は怒鳴りあっていたのに、、、時代の流れかな。と恩師はボヤいてた。『あの大鴉、さえも』
シアターイーストにて『あの大鴉、さえも』観てきました。 テレビで活躍されている女優さんの生の息づかいを間近で見れたことに感動。 なんか、演劇を見たって感じ。 上手く伝えられん。 とにかく、面白かった。
歪んだ壁の模型と照明と影、吸い込まれていくような浮かんでいるようなそんな気分がした、とにかく時空が心地良い形に歪曲していた だからストーリーが読めない 大人が読む絵本
客席に入って美術を見るだけで色んな企みを感じてワクワクした。カンパニーと戯曲の距離感が絶妙で素晴らしい。藤田さんのソロは西口公園でもちょっと 演って欲しいなぁって感じがする。山田さん家の奥さんは青木さん家の奥さんの原型なのかとかも思った。
小野寺さんの、あのセリフ劇に絡んでくるパフォーマンスの演出はやっぱりすごい。
素敵な女優さんたちを堪能した。 シンプルな中にたくさんの舞台マジックがあって、受け取るもので溢れていた。
舞台に人がいて動いて、その同じ空間にいる、観ている、という感覚を久しぶりに味わって、ちょっと安心した。このまま演劇から遠ざかりそうな気もしていたから。
小林聡美さんの第一声が、綺麗に心地良く通り、劇場の空気を創る。 個人的に得意分野ではなかったが、終わってみたら「嫌いじゃないなぁ」という気持ち。 最前列だったので、もう少し遠くから観てみたい。
こんなの初めて観た、初めての感覚 言葉、動き、空間 なんて表現したら良いかわからないけど 目が離せない不思議な時間だった 大ガラス そう硝子
難しい…本当に難しい…… 面白かったけど難しい… パンフレット読んで勉強します ミュージカルも素敵だけどストレートプレイも素敵だなぁ〜
シンプルな空間に登場人物3人。だからこそ、緻密な身体表現がより一層映える。舞台美術、照明も美しかったし、現代アートのような作品だった。
「あの大鴉、さえも」は劇作家の竹内銃一郎がマルセル・デュシャンの作品「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも(通称大ガラス)」に着想を得て書かれたお芝居。 内容は、それらと同じように現代アート的で抽象的。
もう見ることのない水と油の未来みたいなものを感じられて良かった。素敵。藤田さんのキャラクター、やっぱいいよな。
舞台美術、照明、振り付けなどは素晴らしかった。 なぜこの時代にあの役者でこの演目をやったのかしら。 身体能力と表現が突出した人が演じていたらまた違う印象になったのかな。 女優としての知名度や会話での表現能力と身体での表現力は別物なのね。
演出の小野寺はどんな企画でもある程度のクオリティのものを作れてしまう技量の持ち主だが、彼の持ち味が最も発揮されるのは不条理文学を扱う時だと思う。「異邦人」「変身」も良かったが今回も秀逸。彼にこの戯曲をやらせようと考えた芸劇プロデューサーの慧眼にも拍手。
池袋 芸術劇場で『あの大鴉、さえも』観てきた。小林聡美さん、片桐はいりさん、藤田桃子さんが三人の男に扮する。 いわゆる前衛的な三人芝居で、90年代によく舞台を観た私にはちょっと懐かしい感じだった。一緒に行った友人は、あまり芝居を観ないので、初心者には難しい…って言ってた。
ひとつの動き、ひとつの言葉から、想像の世界がどんどん繋がっては広がる。舞台上の三人が観る者の想像力を刺激し続けるとても面白い作品。シンプルさと光の演出が素晴らしく、なにより出演者自身が魅力的。憧れの人たちを間近で拝見できて、それだけでもう幸せでした。
キングではなくクィーンになりたい。進めばつきはまわると教えてくれた、そんなステキな舞台だった。
突き刺さる言葉。病みつきになる動き。札付きの男たちに常識を削ぎ落とされて、想像力を試されたそんな大鴉たちだった。あのシュールさ、私は好きだ。
この作品を舞台で見るの初めて。まさかこのキャストで見られるなんてー!めっちゃめっちゃワクワクする。東京は昨日初日。11月の大阪公演が待ち遠しすぎる。小林聡美と片桐はいりの掛け合いがリアルで見られるなんて本当ドキドキ。
あの大鴉さえもは百人観たら百通りの解釈がある。私はこう誤読した。見えないガラスは、現代人が執着する地位や財産などの様々な価値。何処かへ運ぶように命令されたけど、結局どこも運べないことは、現代人は様々な価値を欲してるようで、実はなぜ欲しているのかよく分かっていない。覗き窓はその暗喩
思春期のアイドル小林聡美に片桐はいりという異色のキャスト。1981年に岸田戯曲とった竹内銃一郎の名作だがシュールで難解。3人の男が見えない大きなガラスを運び出そうとワサワサするだけの、ゴドーを待ちながらみたいな不条理劇。モダンアートのように鑑賞したわ
飄々とした小林聡美さん、 目が離せない片桐はいりさん。 しなやかな動きと絶妙な間加減。 格好良かったです。
演劇とは?って愚問だ。小林聡美。片桐はいり。藤田桃子。三人集まってナニを見せてくれるかという厳しい期待でチケット取った。ワクワクというよりはそわそわ。中身開けたら良い意味で裏切られ気分はいいけどモヤモヤ。いや気分はとてもいいんだ
あの大鴉、さえも。面白かった。ワークショップで習った内容を生かしている劇だったので、これからの劇部の劇の参考になった。片桐はいりに小林聡美に藤田朋子が最高ヤヴァイ。これだから観劇は大好き。
大好きな小林聡美さんの6年ぶりの舞台「あの大鴉、さえも」を観劇。観終わった今も心臓がバクバク。身体いっぱいでのびのびと豊かに表現していて引き込まれた。何故こんなに心臓がバクバクいってるのか。私の目の前、目線の2m先に聡美さんがいたからだ。力強さと繊細さ両方を兼ね備えた人だった。
●キャスト● 小林聡美 片桐はいり 藤田桃子 ●スタッフ● 作=竹内銃一郎 上演台本=ノゾエ征爾 演出=小野寺修二 ●入場料・公演時間・その他● 一般前売指定席6,000円/65歳以上5,500円/25歳以下3,000円/高校生割引1,000円(税込) 約1時間20分
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