【2024年6月7日公開,114分】
INTRODUCTION(イントロダクション)
入江悠監督が、2020年に日本で実際に起きた事件をモチーフにした作品を手がけました。この作品では、『SRサイタマノラッパー』シリーズや『AI崩壊』で知られる入江監督の手腕が存分に発揮されています。主演には、数々の映画賞を受賞し、TBSのドラマでも注目を集めた河合優実が起用され、彼女が底辺から抜け出そうともがく主人公・杏を繊細に演じています。さらに、杏を更正の道へと導こうとするベテラン刑事には佐藤二朗が扮し、2人を取材するジャーナリストには稲垣吾郎が出演しています。実力派俳優陣が脇を固め、制作陣には『PLAN 75』でカンヌ国際映画祭で特別表彰を受賞したスタッフたちが集結しています。
本作は、主人公の杏を通じて、現代社会の歪みを容赦なく描き出しています。同時に、彼女の意志と生きる姿勢、美しい瞬間を静かに観客に伝えかけます。杏の物語は、観客の心に深く訴えかけ、彼女が確かに、あなたの傍にいたことを感じさせます。
【監督】▲【原作】▲【脚本】▲【主題歌】▲
【キャスト】
香川杏 | 河合優実 |
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多々羅保 | 佐藤二朗 |
桐野達樹 | 稲垣吾郎 |
香川春海 | 河井青葉 |
香川恵美子 | 広岡由里子 |
三隅紗良 | 早見あかり |
作品情報
あらすじ<STORY> 21歳の主人公・杏は、幼い頃から母親に暴力を振るわれ、十代半ばから売春を強いられて、過酷な人生を送ってきた。ある日、覚醒剤使用容疑で取り調べを受けた彼女は、多々羅という変わった刑事と出会う。 気軽に投稿して下さい♪
大人を信用したことのない杏だが、なんの見返りも求めず就職を支援し、ありのままを受け入れてくれる多々羅に、次第に心を開いていく。
週刊誌記者の桐野は、「多々羅が薬物更生者の自助グループを私物化し、参加者の女性に関係を強いている」というリークを得て、慎重に取材を進めていた。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが出現。杏がやっと手にした居場所や人とのつながりは、あっという間に失われてしまう。行く手を閉ざされ、孤立して苦しむ杏。そんなある朝、身を寄せていたシェルターの隣人から思いがけない頼みごとをされる──。映画『あんのこと』を観た人の感想・評価・口コミ・評判
@y_b_s_y Follow 映画『あんのこと』試写。
苦しくなる描写もあったけれど、それぞれの映っていない時間も見えてくるようなお芝居でした。
河合優実さん演じるあんのままならなさと率直さ。
複雑に絡み合っているからこそ、一時だけでなく、不定期でもゆるくでも定期的なことが大事なのかもなと。@karuo_suguwa Follow 河合優実 、佐藤二朗、稲垣吾郎、『あんのこと』鑑賞。
ドラッグの更生施設に通う少女と人情刑事の物語。
最初はよくある構成のなんてことのない話だなと思って見ていたが、
後半に入ると状況が一変し一気に引きこまれた。
実話をもとにした映画。五郎ちゃんの「情熱の薔薇」が聞けるよw@POPMASTER Follow 「あんのこと」試写。
貧困、クスリ、暴力、その身体に全ての地獄背負った少女が、
他者と繋がることで光を見出そうとする物語。
糸の切れた凧のように、
居場所を求めて彷徨い続ける河合優実の表情を見ているだけで、胸が締め付けられる。
覚悟して劇場に向かってください@asapu918 Follow 『あんのこと』試写。
ある衝撃的な新聞記事に着想を得て作られたドラマ。
虐待、売春、ドラッグなど心を抉る描写が多く、見ていて辛い。
主人公を支える刑事と2人を取材する記者の関係が興味深く、後半で思いもしない展開になる。
最近の邦画はこうした社会問題を扱ったものが増え、重い後味。気軽に感想を書き込んで下さい♪