「ペヤンヌマキならではの毒舌会話劇で、面白かった。温泉宿が舞台というのも良い。ブス会は、はずれが無い。次作も楽しみ。」
ブス会*とは
2010年、AV監督としても活動するぺヤンヌマキが、舞台作品を上演する為に立ち上げたユニット。
ぺヤンヌマキとその友人たちが、女だけで集って愚痴や自慢をぶちまけまくる飲み会を
「ブス会」と呼んでいたことに端を発する。
劇団員を持たず、ぺヤンヌマキが毎回好きなメンバーを集めて作品を上演。
女の実態をじわじわと炙り出す作風を得意とし、回を追うごとに話題を呼ぶ。
立ち上げ当初は、出演者は全員女で、
女同士の関係における醜くも可笑しい “ブス” な実態を群像劇として描くのが特徴だったが、
近年は男も登場させ、様々なアプローチで “女” を描いている。-ブス会*-
ブス会*『お母さんが一緒』を観た人の感想、評判、口コミ
三姉妹、その三女に関わる男の四人芝居。母親を温泉宿に連れて来たところから始まる愛憎劇。
タイトルにもあるのに母親が出て来ず、でも姉妹達の話でありありとその母親の姿が浮かぶ脚本が面白い。姉妹、または母親が強烈キャラの人は見ていてシンドくなるかも!?
ブス会『お母さんが一緒』
いゃぁ〜 パンチの効いた血がざわつく作品だったー!これ面白いですよーーー!
スズナリで30日まで
毎回違うと書いたけど、女性作家が女性のイヤな部分(=ブスな部分)をリアルに描き切る点で一貫しているのか。「お母さんが一緒」というタイトル、観る前に勝手に妄想した【再婚繰り返す母を共通に持つ、父違いの三姉妹】という異様設定でなかった(笑)けど充分シニカル。
ブス会「お母さんが一緒」観る。ブス会は3回連続の観劇会。脚本のテイストが毎回違う。三姉妹は母親の嫌いな部分を血筋として引き継いだのか否か。全篇を通じて三姉妹の小言の応酬ですが、台詞や間は軽妙なので、姉妹でやり合いも終始笑えます。
ブス会第6回公演「お母さんが一緒」
素晴らしかった。
女同士のどっろどろでぐっちゃぐちゃした感情がぶつかり合って、その様子がみてると笑えるし、イラッとするし、心のどこかにグサッと刺さる感じ。
ブス会✳『お母さんが一緒』19時30分の回観劇。
親の見倣いたくないと思ってた言動や行動を無意識にしていて、人から指摘されても認めたくないっていう部分が凄い共感できたし面白かった!
内田慈さんが歌が上手いという役だったけど、本当に良い声でもっと聴いてたかった!!
ブス会『お母さんが一緒』いつものことながら、綺麗な女優さんが揃っている。もちろん今回も、綺麗な女優さんを観て目の保養にしようと思っていた。そして大満足。ただ、ラストシーンの加藤貴宏さんの背中の、いや肉体の美しさにクラッとした。ペヤンヌさんの目利き凄いわ。出演者の裸(お肌)が綺麗。
岩本えりさん
→ 「演技上手いわ〜」「こういうひといるわ〜」
加藤貴宏さん
→ タッパあり、肩幅あり、筋肉隆々、広背筋、ちょうどいい具合に盛り上がった肩の筋肉(エロい女性は)一見の価値あり
→ 筋肉だけで、ご飯二杯くらいいけるはず
望月綾乃さん、
ベッド&メイキングス『南の島に雪が降る』『墓場、女子高生』でも観た
→ 若いけど、(キャッキャウフフしながら)ドスのきいた役をきっちり回していた
内田慈さん
→ 自意識が高く、エロ空回りする厄介な次女、いわずもがなの上手い演技
ザ・スズナリでブス会の「お母さんが一緒」観てきた、ああああ〜あるある...!ってなる台詞の応酬がとても面白かった
「第6回ブス会 お母さんが一緒」はいわゆる毒親をテーマとしながらも達者なのは、物理的に「隣の部屋」にいる渦中の母親が一回も姿を現さないこと。子どもに無念を背負わせる〝毒親〟は異常な人間だけがなるのではなく、親が親というだけで何かしらの〝毒〟があるということがよくわかる。
下北沢ザ・スズナリで「第6回ブス会 お母さんが一緒」を鑑賞。さまざまな母の〝無念〟を背負わされた3姉妹が困惑し、叫び、罵るだけで、何一つ情況は改善していないのだけど、観終わった後は爽やかな気分になれる。「親はその子供を持ったことで償い、子供はその親の子であることで償う」ってね。
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自分は違うと思ってても親兄弟に似てる部分、嫌でも感じる血筋なんかを認めつつ、みんなに好かれるのは難しいから、せめてあんまり嫌われない人間になりたい。
ブス会*「お母さんが一緒」きょうも終わりました。日々新鮮。緊張は留まる事を知りません。ペヤンヌさんが自分や家族と向き合って全力で書いたお芝居の面白さがお客様に伝わると、ほんとうに嬉しいし幸せ。明日は14:30の回のみ。お待ちしてます。
— 望月綾乃 (@popoano) 2015, 11月 21
ブス会 お母さんが一緒を観劇。凄く面白かった。演劇で今年一番の作品。ブス会でも一番です。もう一回観たい。
ブス会のお母さんが一緒、心当たりがありすぎて笑いながら心が痛かった。それがよかった。
ブス会「お母さんが一緒」観劇。
面白かった!エエ芝居やった!
大人の女の魂の叫びと涙に、こちらは笑いながらも泣いてしまう。
内田さんも岩本さんももちろん素晴らしいし、望月あやのは益々良い女になっていた。芸達者な御姉様女優を相手に、友人・加藤貴宏の孤軍奮闘が最高(笑)
ブス会『お母さんが一緒』、家族+旅行と、(私の)ニガテ要素100パーセントで、震えっぱなし。女の醜悪部分を煮詰めて飲まされるような地獄体験。男の子が一人出ていて、これがまた信じられないようなバカを好演していて、スゴイ才能。面白いです。
スズナリでブス会「お母さんが一緒」観劇。今回は家族の話ということで、家族が集まるとあんな感じあるな〜と思うシーンがたくさんで今回もいっぱい笑った。
ブス会『お母さんが一緒』!なんか、どっかで、いつだったか、自分も口にした事あるなーっていう笑い。悪態さらけ出した台詞が飛び交っているのに、笑っている自分の事も含めて笑いに繋げていたので、他者を笑い者にしているのを見た時の後味悪さは皆無だった。なんなんだろうなー、この爽快感は!
ブス会『お母さんが一緒』@スズナリ、観てきました。
極端な形ではあったけれど、家族だからこその不満やコンプレックス、他者承認欲求のねじれを直球でぶつけ合っている姿が笑えた。
第6回ブス会*『お母さんが一緒』へ。脚本・演出:ペヤンヌマキ。3姉妹がお母さんと一緒に温泉宿へ。久々に会う3姉妹。そこに3女の彼も現れて。いやぁ、めちゃめちゃ面白かった。絶妙な会話、展開。お母さんは登場させず3姉妹の会話でお母さん像を描く。ペヤンヌマキうまいなぁ。文句無しの傑作!
ブス会『お母さんが一緒』の母親はウチの母親。ウチは母方が4姉妹で、嫌んなっちゃうくらいそっくりで、自分も同じような人間になってしまったことが本当に嫌で、息子にはそんな風になって欲しくないんだけど、そう意識してる時点で危ないんだろうな、と思いながら観劇した。キツイけど面白かったな。
ブス会「お母さんが一緒」観劇。面白かった。家族への恨みごとを思い浮かべちゃいますね。私もその血を継いでるということも。
ブス会『お母さんが一緒』
謎その1 なぜあのような脚本が書けるのか。本当にすごすぎる。神なの?謎その2 なぜ女の笑い声には連帯を感じるのに男の笑い声がムカつくのか 謎その3 そしてなぜ男の笑い声を聞いてとても悲しい気持ちになるのか
ブス会「お母さんが一緒」。3人姉妹と母親で温泉旅行にきた、という話。3人が3人とも、ひたすらにめんどくさい姿をさらしてて、それをお互いが、どの面下げてと気づかず責め合う。そしてなにも生まれないし、それでまた姉妹の関係が成立してる。すっごく笑うと同時に、すっごく怖い。
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