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舞台・ミュージカル

【レビュー】ミュージカル『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』の感想評判評価

2019年10月3日

「柚希礼音さんとソニンさんの歌声で泣いた!」「何度も泣いたけど、グレイディーズの歌のシーンが一番ヤバかった!」「ミュージカルが好きな方や元気やパワーをもらいたい人、必見!」


上映中【2019/09/25(水)~2019/10/27(日)公開】

ミュージカル『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』とは

19 世紀半ばのアメリカ・ローウェル。そこは多くの人々の夢と野望が渦巻く街だった。
産業革命により大規模な紡績工場が誕生し、ローウェルには多くの先進的な女性達が集まり、ファクトリー・ガールズとして働いていた。ガールズたちの寄稿集「ローウェル・オファリング」は自由を夢見る女性たちにとって憧れであった。
サラ・バグリーもそんな一人。彼女は貧しい家族を助ける為、そして自らの自由を得る為に故郷を旅立ってローウェルにやってくる。

しかし、ローウェルの工場で彼女が目にしたものは、轟音をあげる織機、理不尽な抑圧、そして機械のように働くガールズ。
衝撃を受けるサラだったが、ラーコム夫人の管理する寮で、心優しいアビゲイルやラーコム夫人の娘ルーシーを始めとする仲間たちに出会い、人生を謳歌するマーシャの華やかな生き方などにも刺激を受ける。
そして中でも「ローウェル・オファリング」編集者として女工たちの憧れの存在であったハリエット・ファーリーとの出会いによって、彼女は文章を書くことに新たな自分を発見し、ハリエットもまたサラの文才を認め、二人はいつしか深い友情で結ばれていく。

しかし、工場のオーナーであるアボットは、競合の出現によって業績の落ちてきた自分の工場を立て直すべく、労働時間の延長を図る。それは、ガールズたちにとっては生命に関わる労働環境の悪化を意味するものだった。

ファクトリー・ガールズ達が動揺に包まれるなか、新しい労働新聞「ボイス・オブ・インダストリー」のライターのシェイマスとの出会いによって、自分の文章を武器に労働争議へと身を投じる事を決意するサラ。

一方で、「ローウェル・オファリング」の発行人であるマサチューセッツ州議会議員のスクーラーと甥のベンジャミンは、ハリエットを編集長に抜擢し、ローウェルの工場の投資家集めのためのシンボルにする。幼い時に両親を亡くしてからの居場所である工場と仲間を彼女のやり方で守ろうと奔走するハリエット。
いつしか2人の生き方はすれ違い、ローウェルをゆるがす事態に発展する中で、悲劇が起こる。

様々な思惑が渦巻く中、自分の信念に生きようとするサラとハリエット、そしてファクトリー・ガールズたちが闘いの末に辿り着く未来とは…

 

キャスト
柚希礼音、ソニン、実咲凜音、清水くるみ、石田ニコル、原田優一、平野良、猪塚健太、青野紗穂、谷口ゆうな、能條愛未、戸井勝海、剣幸、他
スタッフ
演出:板垣恭一
脚本:板垣恭一
作曲:クレイトン・アイロンズ、ショーン・マホニー
入場料・上演時間・その他
 入場料金
8,500円 ~ 12,500円
【発売日】
S席12,500円
A席10,000円
B席8,500円
(全席指定・税込み)

 

※皆様からの感想や口コミも随時募集しています☆

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ミュージカル『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』を観た人の感想、評価、口コミ

 

 

 

◉「FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜」
(大まかなストーリー)
19世紀。賢く、強く生きた実在の女性達のお話
夢を叶える為に働いているのにその前に死んでしまいそうな環境で
生きる彼女達は大きな熱い想いを胸に一歩踏み出す事を選ぶ。
でも男性達によって女性達の勇気は踏みにじられてしまう……。

主人公は柚希礼音さん演じる強くて明るいサラ。
ソニンさん演じるサラの親友でローウェル オファリングの編集長のハリエット。
実咲凜音さん演じる口数は少ないが心優しい洋裁上手なアビゲイル。
清水くるみさん演じる言葉を綴る事が好きなルーシー。

登場人物全員が個性的で愉快、でもどこか影がある

皆、苦しみや悲しみを抱えながら生きていて、でもその中でも笑顔で毎日を過ごしている。
その健気さにすごく胸を打たれる。
その健気な気持ちを踏みにじる男性陣。
安い賃金で過度労働をさせる工場長に不正行為をもみ消そうとするオーナー、執拗に結婚を迫るオーナー甥。
観ていてすごく苦しい。

 

 

 

 

 

◉『FACTORYGIRLS ~私が描く物語~』
女性の“人権”について、こんなに真正面から描いたミュージカルを観たのは初めてだったし、
上演することに意義がある作品だと感じると同時に、
この作品を様々な問題に直面している世の“働く女性たち”に届けられる興行システムとは何か…という事も考えさせられた。

 

◉ミュージカル「FACTORY GIRLS ~私が描く物語~」を鑑賞。
舞台になってるのは19世紀のアメリカだけど、
現代の女性への強いメッセージが込められた作品だなと思った。
例によって何度も泣いたけど、グレイディーズの歌のシーンが一番ヤバかった😢

 

◉『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』観劇して参りました!

どんどん高まる女性たちのパワーに息があがりました。
戦い、犠牲になり、生きた女性たちがいて、その先に今があって、
でも、今もまだ、どこかにこんな問題が残っている。。
私も一女として、しかと心に刻みました。

 

 

 

◉ミュージカル『FACTORY GIRLS~私が描く物語~』を観劇。
自由を求めて闘う女性達の魂の叫びが“ロックな”ナンバーにピッタリで、
音楽がとにかく良くて、3時間ずーっと鳥肌が立っていました。
こんな感覚、久しぶり!

 

◉「FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜」観てきました☺︎

闘う女性の物語。
戦友の方々の活躍がとても嬉しかった舞台でした☺️

 

 

 

 

◉FACTORYGIRLS ~私が描く物語~ 観劇
いやー、ミュージカルを堪能しまた😊
女性による労働争議を描いた作品だが今にも通じるところがそこかしこに散りばめられた作品。
複数の出演者で歌い上げるシーンが本当に良かった。

 

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最新みんなのレビュー

なかなか面白い

2024年1月28日

若干の宝塚感的な演出はあるものの、最近あまりない感じのミュージカルだと思った演劇にありがちな中弛みも少なく(1幕中にちょっとはある)、アドリブも入れやすいのでは⁈と思った。また、主役の一人悪目立ちのような感じもなく、歌も踊りも平均して皆上手い。音楽も飽きが来ずよかった。

すーさん

面白かった‥けど

2024年1月27日

出演者全員芸達者で、早口のセリフの応酬

しかも英語も。

前半の翻訳を違えて話が進んでいくアイデアは面白いけど少々長すぎ。何処かの勘違いコントみたい。

一気にミステリータッチになる後半の方が良かったです。英語と鹿児島弁が飛び交うのは斬新でした。

めいちゃん

ストーリーは雑、音楽はひどい、でも役者さんの技術は高く熱演

2024年1月21日

ストーリーが大雑把でセリフが上滑り、せっかくのベートヴェンの美しいメロディなのに編曲と歌詞がいただけない。舞台芸術も魅力無くセンスが悪い。3時間無駄にした気が。。。役者さんの熱演だけが救いでしたが、心に届く楽曲は1曲もないミュージカルでした。

KP

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