◉文学座本公演『ガラスの動物園』観劇。
いわずと知れたテネシー・ウィリアムズの名作戯曲。
小田島恒志の新訳、演出は文学座の高橋正徳。
日本では新劇の名作とも知られるこの作品、意外にも文学座では29年ぶりとのこと。
母アマンダの造形は控えめで、より現代的に感じる。
29年前ローラ役を演じた塩田朋子が演じるところに老舗の強みがある。
トム役亀田佳明は繊細で抑制的な演技。
今後注目されるかもしれない。ジム役は少々定型でコテコテ。
作中唯一家族外の人物として、ある種の象徴的役割に徹したと弁護する余地はある。
登場しない父親の巨大な肖像画が吊られており、そのまま“父の不在”を際立たせている。
決して悪気なく、子供のために自らの考えを押しつけるアマンダは、
今で言う“毒親”といったところか(あまり良い言葉とは思わないが)。
ただどこか憎めないのは演技・演出の妙。名作の同時代性、ひしと感じる。
◉ガラスの動物園観劇。
アマンダとトム、どちらの気持ちにも揺さぶられて、
ジムという光に希望を感じた分、その光が去った後の暗闇が苦しかった。
背負うのも、脱ぎ捨てるのも、苦しいな。
◉文学座公演「ガラスの動物園」初めて文学座の本公演を観劇させて頂きました。
亀田さんファンになるなぁ。他の役を演じられてるのも観たい。
カーテンコールで、4人だったなって気付いたくらい4人しか出てないとは思えなくて、
物足りなさとかなくて観れて良かった。
◉「ガラスの動物園」を観劇しました。
研究所でも「ガラスの動物園」を題材にした演出の高橋さんの授業があり、
まさに解答編という感じでした。アフタートークでは、
ピンポイントで私が悩んでいたところの見解を高橋さんがお話しされていて、
高橋さんはコレを言いたかったんだ!!と落とし込むことができました。
自分が読み込んだ戯曲を生で観るのは初めてだったので、すごく勉強になったし、楽しかった。
笑いも起きてたし!先の展開がわかっていても、それなりの楽しみ方があるんだなと思いました。
いやー、演出家ってかっこいいな!!って改めて思いやした。
◉文学座の『ガラスの動物園』を観劇しました。
人は心の隙間を埋めるために無意識に。または意識的に惹かれ、
引き寄せられて、逃れられないんじゃないのかなと思いました。
そして、ローサとジムがワルツを一緒に踊るシーンはとても幻想的で素敵でした。
幻想、追憶というか、、、素敵でした。
◉文学座『ガラスの動物園』観劇
すごく面白かった!!戯曲を読むときはどうしてもローラに強く感情移入していたけど、
トムの追憶の芝居っていうことがよくわかった。ぐいぐい惹きこまれる。
高橋さんと小田島さんのアフタートークもすごく面白かったぁ!
◉
永宝千晶と池田倫太朗くんご出演、ずっと楽しみにしてた文学座『ガラスの動物園』観劇。恥ずかしながら生まれて初めて観ましたこの作品。お2人共名作の中で素敵に生きていた特に倫太朗くんのジム好きでした。シュッ!←終わった後ひろおの解説も聴けて笑、トム役亀田さんともお話しできてよい夜。 pic.twitter.com/ptVAxeNbHn
— 小林 春世 Haruyo (@halu0927) 2019年7月2日
◉文学座さん『ガラスの動物園』を観劇。
4役どの台詞も細かくて、こういう台詞を言っているけど実はこうなのかな?
と考えながら観るのが楽しかったです。
セットの硝子細工が綺麗で終演後に見に行ってしまった。
もう一回観劇してもっと浸っていたいな…
◉「ガラスの動物園」観劇。
ローラはユニコーンの特殊性からの解き放たれをむしろ周囲と同じと安堵する。
同化することの安心感。ナンバーワン、オンリーワンとは違う価値観を許容する訴え。
そしてトムが全てをかなぐり捨て放浪へと旅立つ時に苛まれる蝋燭に包まれるローラの面影。
◉
文学座「ガラスの動物園」を観劇。恥ずかしながら、この名作を今回初めて見ました。
何十年も前に書かれた作品なのに、そのまま現代に通じる作品だと感じた。
悲しくて、だからこそ時に滑稽で笑えてしまって、気付けば話の中心になる家族に感情移入させられていて、覚えのある感情も引き出されて…→ pic.twitter.com/fEF0n0QQLS— 中川慶一 (@nakagawakeiich1) 2019年6月29日
最後には、おそらく答えの出ることはない人生の難しさや苦さ、悲しみについて向き合わせてくる。
見事に心臓掴まれました。演出の高橋さんや翻訳家の小田島さんたちのアフタートークもホント面白かった。
曰く、まだ若干数チケットあるそうですよ。お時間ある方は東京芸術劇場へぜひ。お勧めします。— 中川慶一 (@nakagawakeiich1) 2019年6月29日
◉
誕生日の観劇は大好きな「ガラスの動物園」を
7年前に見たものと訳も演出も役者さんも違うから、また新たに違った体感をした。こちらも素敵だった幸せ! https://t.co/3P7mpnIER8 pic.twitter.com/EZiwyaIwRi— イバキョウコ (@ibakyoko) 2019年6月29日
◉文学座「ガラスの動物園」
なんだろうこの哀しい気持ちは・・。
16年前に蒸発した父の大きなボンヤリと描かれた絵が舞台の中央に掲げられ、
圧迫感はこの家族のひとりひとりが抱える心の傷か・・
家族の生活を、責任を全て引き受けたトムの亀田さんがすごくいい!
彼のやるせなさ、行き場のない気持ち、後悔が舞台をいっぱいにした。
彼の語りには心を打たれる。
◉「ガラスの動物園」
1930年代アメリカ南部の舞台設定なのだけれど、
母親の妄信的な子供への愛という名の押し付け、精神的に病んだ、
今でいうところの引きこもりの姉の話など、とても現代的なストーリーに思えた。
◉舞台「ガラスの動物園」
色んな感情が沸く舞台でした!ながとみさんありがとう!
毒親、引きこもり、障害、親の死後の未婚の兄弟、
ワーキングプア、蒸発、父親不在、いろんな社会問題とか考えさせられる。
※皆様からの感想や口コミも随時募集しています☆
下記のコメント欄、またはメールフォームまでお送りくださいませ!
お気軽に書き込んでください!!