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舞台・ミュージカル

【みんなの口コミレビュー】舞台『殺意 ストリップショウ』の感想評判評価

2020年7月20日

「鈴木杏の一人芝居。台詞量。声色。圧巻だった!」「理路整然とした感情のうねりに飲み込まれる!」「今の時代にこんなに刺さるとは。ものすごいので絶対見てほしい!」


上映中【2020/07/11(土)~2020/07/26(日)公開】

舞台『殺意 ストリップショウ』とは

人間の本質に激しく迫る衝撃の結末!
あるダンサアの一途な恋と壮絶な半生を描く一人芝居

『殺意 ストリップショウ』は、その鋭い筆致で人間の強い生命力や深い業を描いてきた三好十郎が、1950年に発表した、一人の女性ダンサアが語る衝撃的な半生の物語です。

この刺激的な作品に挑戦するのは...

 

キャスト
鈴木杏
スタッフ
演出:栗山民也
脚本:三好十郎
入場料・上演時間・その他
 入場料金
3,000円 ~ 6,000円
【発売日】2020/06/21
全席指定一般 6,000円
高校生以下 3,000円
U24 3,000円
上演時間
約2時間0分(休憩なし)

 

※皆様からの感想や口コミも随時募集しています☆

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お気軽に書き込んでください!!

 

舞台『殺意 ストリップショウ』を観た人の感想、評価、口コミ

◉『殺意 ストリップショウ』。
実際に上演することで、素晴らしい戯曲を後世にリレーしていく。
そのことについて取材で語っていた鈴木杏さん。
そのおっしゃっていた言葉がまざまざと思い出せる舞台でした。

三好十郎の戯曲を2020年に俳優がその身体で、
その声で、舞台で発する場に立ち会えて幸運でした。

人間とは、生きるとは、などと考えていた今だから
フラットに見られない自分もいて、そのことについても考えるしかないなぁと。
選択は常に無数にあるが見えはしないのだと。
だが、そんな"個人的な今"への感傷を凌駕する強度を持っている作品だった。

 

◉鈴木杏さんの殺意ストリップショウ見た
すぎるんだよなあ、、、

 

◉劇場芝居に復帰しました。殺意ストリップショウ。
圧巻の120分一人芝居。
青空文庫に三好十郎のテキストが上がってるけど、
言葉の物量に圧倒される。栗山民也と鈴木杏。

殺意に取り憑かれている主人公のダンサァに、あるきっかけが訪れる。

丸い生き物が昨日から嘆きながら繰り返す、
そこで一本電話が鳴ったら、
飼い猫がにゃあと鳴いたら、目の前をハエが飛んだら、
人は淵から飛び降りずに、一歩後ずされる。

反芻しては二人で泣いている。

 

◉『殺意 ストリップショウ』
栗山民也さん演出の鈴木杏ちゃん1人舞台。
2時間、一人の女性の鬱屈とした、
しかし理路整然とした感情のうねりに飲み込まれる。
観客はその肉体から迸るエネルギーを
全面に受け止め、理解していく舞台だった。
はじっこだけど最前列なのでフェイスシールド付き。

 

◉ようやく落ち着いてきた。というくらい、凄かった
「殺意ストリップショウ」。

三好十郎の言葉の強さを、
体現という言葉じゃおさまりきらないほどの表現。
魂の叫び。ずっと歯をくいしばって見てた。

演劇があることの意味を、考えていた。
これは読み物や映像だけでは、伝わらない、怒り。

常々、戦争を経験した表現家には、叶わないと思っている。
言葉であれ、絵であれ。戦争賛美ではなく。

私たちには想像を絶する理不尽な物事への絶望と怒りと哀しみ。
それを無理矢理味わわされたのだから。
その語り部としての作品があることを実感した。

 

◉「殺意 ストリップショウ」
三好戯曲の日本語の美しさとそれを完璧に物にしている
鈴木杏さんにひたすら震える2時間。

素晴らしいお芝居であると同時に動き一つから声色の使い分けまで
完成されたショーでもあるのが本当にすごかった。
勝手にずっと目が合ってる気がした場面が思いっきりガツンときました。

 

◉『殺意ストリップショウ』
圧巻の2時間休憩なし。
鈴木杏ちゃん大好きなんだけど、本当に凄い。
生身の女としての魅力が見るたびに増してきて、匂い立つ。

 

◉三好十郎作、栗山民也演出、鈴木杏(緑川美沙役)による
「殺意・ストリップショウ」を観劇

鈴木杏による2時間の一人芝居
人間の醜さ不純さはそのまま観る側にも当てはまり、
杏演ずる緑川の葛藤にも通じる。

最後は彼女の仏の様な透明な姿が美しく、
許しにも似た理解によって救われた

 

 


「殺意 ストリップショウ」を観劇!
鈴木杏さんの2時間ノンストップの一人芝居!
演技もさながら台詞の量がハンパない!
女優魂、しっかりと受け取れました!
今、このご時世だから舞台など
いろいろと言われてますが
ちゃんとガイドにそって運営されてました!

 

◉「殺意 ストリップショウ」
人の生に真正面から挑みかかるような三好十郎らしさを色濃く感じる。
その並外れたエネルギーが俳優を追い詰めるかと思いきや
鈴木杏は嬉々として演じ、2時間疲れも見せず、
喋り通しのセリフも何一つ上滑らない。
あの格好で観客を緊張させないのもすごい。

主人公が殺意に突き当たった瞬間、
“あ…、この人、アレを持ってたわ”と前半に出てきた
小道具を思い出させるニクイ仕掛けあり。

戦争があぶり出した人の狡さや弱さに向き合いながら、
多面に見えたそれらもすべて人間の中にある、とタフに飲み込む。

 

◉『殺意ストリップショウ』
鈴木杏の一人芝居。三好十郎の戯曲は
いつもその熱量にやられてしまうのだが、今回も凄かった。

杏ちゃんはまさに体当たりの演技で、かと言って
力任せではなく素晴らしかった!
その向けられた刃は観客にも問いかけ突きつける、
いつでも刺せますよと。

 

◉『殺意 ストリップショウ』を観てきました!
久々の本格的な観劇。
杏ちゃん素晴らしかったです!

2時間の長さを感じない内容だったけど、
久しぶりの観劇のせいか身体はアチコチ痛い

 

◉三好十郎という名だけは知っていて
確か転向文学者の一人だったなあと。

『殺意 ストリップショウ』には屈折した形で
各登場人物(一人芝居だけど)に三好自身が投影されているのだろう。
鈴木杏、もうもう渾身の名演。

 

◉「殺意 ストリップショウ」

鈴木杏さんの一人芝居。台詞量。声色。圧巻だった。
三好十郎氏の戯曲。
その一字一句が浮かび上がるような感覚で、
いろんな感情がぶつかって混ざり合う。

思い返すたびにぞわぞわする。
舞台に立っていたのはたしかに〈緑川美沙〉だった。
この緊張感。これぞ芝居。

 

◉殺意 ストリップショウ

杏さん、最高でした
舞台の熱量を満喫、よかったぁ
清楚から淫売まで
さらに何人もの演じ分け
殺意がナイフに乗って心に突き刺さるるようだった
舞台はいいなぁ
つくづく感じた

 

◉『殺意 ストリップショウ』
凄い!!もうもう本当に本当に凄かった!!
鈴木杏さんの第一声 (カッコ良すぎ) で
私は一瞬にして心を掴まれ、あの熱量で二時間ぶっ通し。

暗転しないし捌けないし本当にずっと客席とがっぷり四つで、
人間ってあんなに台詞を覚えられるものなの!?驚愕。

 

◉「殺意 ストリップショウ」
鈴木杏に圧倒される。
戯曲は高級ナイトクラブという設定だが、出べそを囲む席の配置で、
トラムがストリップ劇場になったようだった。

 

◉凄いものを観ました。
鈴木杏さんの一人芝居「殺意 ストリップショウ」

緑川美沙の人生と太平洋戦争前後の空気感がそこに満ちていました

時代の流れに生き方を合わせるのか
生き方が時代の流れを作るのか

多数の人の生き方が時代の流れを作るのだと思います

作 三好十郎
演出 栗山民也

 

◉「殺意 ストリップショウ」終了。
面白かった。後方での観劇だったけれど迫力があった。
思想と、それを意識せずうまく使う人と、取り残される人と。

殺意は執着で偶像化の結果なのかもしれない。
めちゃくちゃ今に合ったお芝居で、
自分を振り返ってしまう内容でした。
鈴木杏さん、すごい。

初心を誠実に持ち続ける難しさ、見分ける眼、黙らないこと。
三好十郎の脚本だから余計に刺さるよね。映像化してほしい。

 

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最新みんなのレビュー

なかなか面白い

2024年1月28日

若干の宝塚感的な演出はあるものの、最近あまりない感じのミュージカルだと思った演劇にありがちな中弛みも少なく(1幕中にちょっとはある)、アドリブも入れやすいのでは⁈と思った。また、主役の一人悪目立ちのような感じもなく、歌も踊りも平均して皆上手い。音楽も飽きが来ずよかった。

すーさん

面白かった‥けど

2024年1月27日

出演者全員芸達者で、早口のセリフの応酬

しかも英語も。

前半の翻訳を違えて話が進んでいくアイデアは面白いけど少々長すぎ。何処かの勘違いコントみたい。

一気にミステリータッチになる後半の方が良かったです。英語と鹿児島弁が飛び交うのは斬新でした。

めいちゃん

ストーリーは雑、音楽はひどい、でも役者さんの技術は高く熱演

2024年1月21日

ストーリーが大雑把でセリフが上滑り、せっかくのベートヴェンの美しいメロディなのに編曲と歌詞がいただけない。舞台芸術も魅力無くセンスが悪い。3時間無駄にした気が。。。役者さんの熱演だけが救いでしたが、心に届く楽曲は1曲もないミュージカルでした。

KP

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