【2022/12/26(月)~2023/01/22(日)】
【演出】吉田鋼太郎【脚本】W.シェイクスピア
キャスト |
小栗旬、吉原光夫、中村京蔵、玉置玲央、白石隼也、高橋努、植本純米、間宮啓行、廣田高志、塚本幸男、飯田邦博、坪内守、水口テツ、鈴木彰紀、堀源起、阿部丈二、山本直寛、續木淳平、大西達之介、松本こうせい、吉田鋼太郎、櫻井章喜 |
入場料・上演時間・その他 |
【入場料金】 6,500円 ~ 11,000円 【上演時間】 約3時間30分/1幕80分/2幕80分(休20分) |
1998年のスタート以来、芸術監督・蜷川幸雄のもとでシェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指し、国内外に次々と話題作を発表してきた彩の国シェイクスピア・シリーズ。2017年12月、シリーズ2代目芸術監督に就任した俳優・吉田鋼太郎が演出する『アテネのタイモン』でシリーズが再開され、2019年2月に『ヘンリー五世』、2020年2月に『ヘンリー八世』を上演。
『ジョン王』は、完結目前の第36弾として2020年6月に上演予定であったが、緊急事態宣言の影響で敢え無く中止。2021年5月に上演された第37弾『終わりよければすべてよし』でいったんのシリーズ完結を迎えたが、『ジョン王』を上演しないことにはシリーズは終われないという吉田の強い想いから、改めて2022年12月~2023年2月の上演が決定した。
生命力とユーモアにあふれ世の中をシニカルに見つめる若者“私生児”を主演として演じるのは、16年ぶりにシリーズに復帰する小栗旬。本作が4作品目の出演となる。
タイトルロールの“ジョン王”役には、ミュージカル界で圧倒的な実力を誇る吉原光夫。今回がシェイクスピア初挑戦となる。演出も兼ねる吉田鋼太郎は、ジョン王と敵対する“フランス王”役で出演。-公式サイト-
あらすじ<STORY>
イングランド王ジョン(横田栄司)の下へ、先王リチャード1世の私生児だと名乗る口の達者な男が現れる。ジョンの母エリナー皇太后はその私生児・フィリップ・ザ・バスタード(小栗 旬)を親族と認め従えることを決める。
そこへフランス王フィリップ2世(吉田鋼太郎)からの使者がやってくる。ジョンは、正当な王位継承者である幼きアーサーに代わってイングランド王となっていたが、「王位をアーサーに譲り、領地を引き渡すよう」に要求しにきたのだ。それを拒んだジョン王は、私生児を従えてフランスと戦うために挙兵する。
まんまと王族の仲間入りをした私生児は、権力者たちの愚かなふるまいを鼻で笑いながらも、戦争へと巻き込まれていく。
アーサーの存在が疎ましいジョン王は、腹心の臣下であるヒューバートに、恐ろしく非情な命を下す。この決断が、ジョン王と私生児の運命を大きく狂わせるのだった。
権力者の思惑に振り回され、世界は混迷を極めていく―――
舞台『ジョン王』を観た人の感想、評価、口コミ
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◉舞台『ジョン王』
すごく高カロリー。目の疲労がものすごい。
1幕をやりきれば、2幕はあっという間でした。
1幕を理解するには予備知識があるとスムーズだと思います。
自分が歩んでいる道が不安になることばかりだけど、
自分で決断したことはやはり精一杯やりきりたい。
観劇を快諾してくれた家族に感謝です。
◉舞台『ジョン王』
一度は中止となったシェイクスピアシリーズ最後の作品、無事公演が始まって本当に良かった
ありがたいことに前方席、肉眼で役者さんの表情を見ることができる距離で
私生児役小栗さんの異端的出立ち、色々なオマージュが挟まれつつの演劇異種格闘技戦のようでした
◉舞台『ジョン王』
良席すぎる良席で旬くん鋼太郎さんの息づかいも生で聞こえて、
汗も飛んできそうな近距離で観劇させて頂いてウハウハだった
が、しかし、上から落ちてくる人形の意図がわからず。。もう一度復習します
◉舞台『ジョン王』
観劇しました。
吉田鋼太郎さんが演出、出演し、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の
北条義時役を演じた小栗旬さんが出演する舞台で非常に楽しみにしていました。
小栗旬さん演じる私生児フィリップは、現代から来たという演出で、
現在起きている戦争に対する、吉田鋼太郎さんの強烈なメッセージが感じられました。
今年の最後に、非常に良い舞台が観劇出来て非常に良かったです。
◉舞台『ジョン王』
観劇できました。
歴女の娘と一緒だったので時代背景は解説してもらい理解できたけど
演出がスゴすぎて頭の中が全然処理しきれてないです。
それでも初のシェイクスピアは面白かった。
◉舞台『ジョン王』
ネタバレになっちゃうので詳しくはいえないけど
なかなかおもしろい演出
さすが吉田鋼太郎さん!やられたわー
しかし難解な部分もあったりで観劇後の解釈タイムが必要な
よこちんのジョン王も観たいなーという感想です
◉舞台『ジョン王』
初日には面喰らってしまったけど歌いいじゃんハマってきた。
歌詞も入ってきていろいろ沁みちゃった。
いやマジで…現代の我が国、我々自身のことを思わずにはいられない。
予定調和を徹底的に排除する作り手の気概に敬服。
シェイクスピアや歌舞伎を観る時、現代との価値観の違いから
「ひっでぇ話だな」「その発言ってどうかと思うよ」
「え?それで大団円になっちゃうの?」と感じることが往々にしてあるけど、
今回の演出はそこんとこを掬い取ってくれてると言えるな。
◉舞台『ジョン王』
凄まじい圧を消化しきれないまま、パンフを読んでいるのだが、
浜矩子さんの「全部シェイクスピア先生のせい」(むろん鎌倉殿に掛けて)が秀逸。
観終わってから読む方がいい。年明け観劇では「見えざる手」を意識したい。
◉舞台『ジョン王』
観劇2回目
初日は最前列の注釈付き席でしたが、今回は4列目の正面席で奥までよく見え、
購入したプログラムを読みストーリーを把握したので、しっかり楽しめました
目まぐるしく状況が変わり、激しい言葉のやりとりが多い中、
歌が気持ちを穏やかに伝えてくれる感じが心地よかったです
◉舞台『ジョン王』
観劇。
3列目で見る間近の小栗旬はかっこ良かったし、
久々に見たら大人になってていい演技してた
これを以て今年の舞台納め。
◉舞台『ジョン王』
観劇
始まりがさりげな過ぎて、そこから~??ってちょっとびっくり
吉原さんの歌が聞けるとは思わなかったので本当に嬉しかった~
子役ちゃんが本当に綺麗な子で歌声も凄くキレイで天使のようでした
最後のシーン、銃口が私の額を捉えていたと思う…結構ビビった
◉舞台『ジョン王』
観劇
小栗君、吉原さん、鋼太郎さんはもちろん、
子役ちゃんまで大満足!全員いいって思う舞台久しぶりだなー
ただ、ジョン王が吉原光夫さんだったので他の人にも歌わせたのはどうかと思ったけど
それでも大満足のエンタメ〆でした
◉舞台『ジョン王』
観劇納めしてきました。
隼也の皇太子ルイがマジカッコいいし芝居が上手い!
キャストさん達の迫力がある芝居も最高でした!
◉舞台『ジョン王』
すごいことやってるなー!!尊敬!
ジョン王は期待以上におもしろかった(たぶん最前列だったのが大きい)。
◉舞台『ジョン王』
観劇
初めての彩の国シェイクスピアシリーズ
原典に忠実な作品を予想していたものの、いい意味で裏切られる「攻め」の演出の連続
それらが集中力を途切れさせないアクセントとなり、
予習の段階では平坦な印象だった物語を最後まで飽きることなく楽しむことができました
犠牲になる無辜の人々を視界に入れず私利私欲でいがみ合う権力者達
彼らの間をヒラヒラと駆け抜ける小栗さん演じる私生児フィリップの姿が印象的で、
ラストシーンの彼に微かな希望を感じてしまったのが不思議
シェイクスピアというフィルターを通して反戦と、
我々もこの時代の当事者である自覚を持つべきだという強いメッセージを感じる作品でした
蜷川幸雄さんから引継いだ彩の国シェイクスピアシリーズは本作で終了との事ですが、
叶うならばこれからも吉田鋼太郎さん演出・出演のシェイクスピア作品を劇場で体験したいです
◉舞台『ジョン王』
フランス遠征を控えた英国ジョン王の前に獅子王の私生児と名乗る青年が現れる。
英国とフランスの泥沼の戦闘の中、私生児は戦いをあおるようにジョン王を鼓舞する。
膨大な長台詞を朗々と語る小栗さん。意表を突いた登場も印象的。
◉舞台『ジョン王』
小栗さん大ファンの親友と共に2回目。
やっぱり面白いし考えさせられる。
戦争という人間の愚かさ、踏み躙られる命、
飛び交う罵倒と欺瞞…美しさだけが演劇ではなく、むしろ…
蜷川さんの三文オペラを過らせながら、
漲る芝居の力に
◉舞台『ジョン王』
シェイクスピアってやっぱり面白いな〜と思ったのと、演出がとにかく驚き。
最初から最後まで驚きっぱなしだった。何度もこれはありなの?と思ったw
小栗旬さんの鎌倉殿の余韻もありつつ、まったく違う歴史ものの世界を堪能。
◉舞台『ジョン王』
観劇終了!
すごく不気味な世界観の舞台でした
◉舞台『ジョン王』
うーん演出で苦手なとこがちょっと…
良いところもいっぱいあったんですけど冒頭とラストとか
あとこれは多分既に言われてる気がするんですけど歌って必要でした?
私はいらなかったんじゃないかな派なんですが…
◉舞台『ジョン王』
観てきました!
狂気じみた台詞の応酬を全身で浴び、シェイクスピアと現代の感性が演劇的に入り混じっていて楽しかったです。
そして、丈二さんは彫りが深いのであの髪色にすると早くテルマエロマエ出ないかなって思いました。
良き観劇納めでしたー!