(©イエロージャップ )
公演中【2016年10月12日(水)~10月19日(水)】
『あたま山心中~散ル、散ル、満チル~』とは
鬼才・竹内銃一郎が古典落語「あたま山」をモチーフに書き上げた傑作戯曲
「あたま山心中 ~散ル、散ル、満チル~」が、寺十吾の演出により現代に甦る!!-イエロージャップ -
『あたま山心中~散ル、散ル、満チル~』を観た人の感想、評価、口コミ
「あたま山心中〜散ル散ル満チル〜」はそのタイトルからわかる通り、落語とメーテルリンクの融合なんだけど、演出の影響もあってかかなり怪談チックで、坂口安吾の「桜の森の満開の下」を彷彿とさせた。
「あたま山心中〜散ル、散ル、満チル〜」近藤公園と平岩紙の二人芝居。混濁する意識の中で二人の関係は次々変容するが、さて混濁していたのはいったい誰の意識だったのか…。視覚化された“あたま山の桜”だけでなく、風や雨を感じられる舞台。紙ちゃんの透明感が幻惑的な作品によく似合った。
「あたま山心中~散ル、散ル、満チル~」初日観劇。下北沢駅前劇場。1番から20番ぐらいまでイスが並んでおりました。隣の人と肩がぶつかって気になる。紙ちゃんの激しい感情と受け止める近藤さんの上手く場面が切り替わり引き込まれた…すてきな舞台でした。演出良かった、音も光も。
平岩紙さんと近藤公園さんの二人芝居「あたま山心中〜散ル、散ル、満チル〜」。落語と童話をモチーフにしつつ壊れていく世界を感じさせる戯曲は、別役実作品のような不条理に満ち溢れ、夢と覚醒の間をさまよっているかのよう。常識と狂気の間をためらいなく往き来するような平岩紙さんの演技が印象的。
「あたま山心中 ~散ル、散ル、満チル~」を観賞。狂気に満ちた平岩紙さんの演技に圧倒させられる。ストーリーは二人芝居とは思えない程の場面展開と情報量でした。
「あたま山心中〜散ル、散ル、満チル〜」二人芝居。移り行く景色が目に見えてくる叙情的な哀しいお話。役柄を切り離さず重ねているような演技が良くて、切れない消えない糸が感じられるのが哀しくもあり良かった。桜が咲く舞台上に他の四季もあったりして、不思議な時間軸の世界を作るのもうまい。
※随時更新中※
●キャスト● 近藤公園/平岩紙 ●スタッフ● 作=竹内銃一郎 演出=寺十吾 ●入場料・公演時間・その他● 全指3,500円/当日4,000円 約1時間35分
公演中のミュージカル・舞台・演劇のみんなの口コミ、評価、感想|ENJOY THEATER エンジョイシアター