「終わったあと、自分の頭の中が沸騰して、中身が蒸発して空っぽになってしまったような気がしました。」「年間ベスト級というか生涯ベスト級です。これで五千円は安すぎです」
(©東京芸術劇場ボックスオフィス )
公演中【2015年12月5日(土)~12月27日(日)】
『書を捨てよ町へ出よう』とは
東京芸術劇場「RooTS」シリーズ第三弾!
生誕80年、演劇界の伝説としていまなお熱く支持される「言葉の錬金術師」寺山修司 「破格の才能」として日本演劇界を席巻するマームとジプシーの藤田貴大
寺山初期代表作『書を捨てよ町へ出よう』に挑む藤田演出のもとに現代の先頭を走る各界のクリエイターが結集!注目の村上虹郎、初舞台!
時代に新たな風穴が開く予感に震えろ!
【RooTS企画とは】
21世紀の日本演劇のルーツとも言える、60、70年代のアングラ時代に生み出された優れた戯曲の数々を、時代をリードする若手演出家の感性と解釈にゆだね、その魅力を改めて見つめなおす東京芸術劇場のシリーズ企画です。-☆-
『書を捨てよ町へ出よう』を観た人の感想、評価、口コミ
『書を捨てよ町へ出よう』at芸劇でした。マームと寺山?ミナ?しかも!名久井直子!と思ってたけども、堪能!マームの世界の寺山でした。その世界の衝撃。村上虹郎くんのエネルギーというか怒りの力は、素晴らしかった。たのしみ。
東京芸術劇場で藤田貴大『書を捨てよ町へ出よう』、みている間「マームとジプシーをやってるね」以外の感情が消えてた
『書を捨てよ町へ出よう』で片桐操の名を聞き、以前少年ライフル魔事件の詳細を読んだことを思い出した。当時18歳だった片桐が警官一名を射殺した後、渋谷の銃砲店に立てこもりライフルを乱射した事件。後に死刑判決を受けて25歳で刑を執行された。
『書を捨てよ町へ出よう』は基となった映画を見ておらず、予備知識もほぼないという状態での観劇となった。虚構と現実が交錯する台詞に又吉直樹や穂村弘の登場する映像、コントやファッションショーなどの多様な要素で構成された物語にはあまり没入することができなかった。
マームとジプシーの「書を捨てよ町へ出よう」を観ましたがミナペルホネンの衣装と照明、舞台上を動く剥き出しの鉄パイプの当たる音が今でもちらちらしている…当時の寺山演出の舞台も観てみたかったなん
マームとジプシー×寺山修司「書を捨てよ町へ出よう」観に行った。前に観た映画のところどころが、台詞とシーンで想起されて、既視感を時代が上塗っていく感。映画では画として迫ってくるものが、劇場では組み立てられて現れて、それを覗き見する様。
「書を捨てよ町へ出よう:マームとジプシー」の劇場で売っていたサントラCDを聞く。工場みたいなガランとした響きが、寺山修司のせつなさを表わしている。ドラマーの山本達久さんは出演もしていて、まるでボクサーのようにドラムを叩いていて、カッコよかった。
ずっと観てみたかった、マームとジプシー藤田貴大さん演出の「書を捨てよ町へ出よう」観てきた。寺山修司作品らしいヒリヒリする感じと村上虹郎の不思議な魅力がなんとも言えない組み合わせ。「レミング」も気になってるんだよね.. 相互特典?で、片方の半券でもう一方のパンフもらえるみたいです。
シアターイーストの「書を捨てよ町へ出よう」 まず一つ言っておきたいのは、村上虹郎の初舞台をこの目で見れたというのは今後ちょっとした自慢になるのかもなあと。あまりにも自然な透明感が漂っていて、この人のために書かれた芝居なのかとも思えてくる。
「書を捨てよ町へ出よう」を観てきました。自分は今何を見ているのか、現実なのか虚実なのか、役なのか虹郎くんを通して見ているのか。不思議な世界観に一気に引き込まれていき、強いメッセージ性もあって母性を感じた一時でした。
穂村弘と又吉直樹の自作自演。不勉強なので「書を捨てよ町へ出よう」で使われてた詩が穂村弘作だったと初めて知る。本人の朗読で聞ける贅沢。又吉作品もとても好み。両者の世界観が似てるようで違うような(でも雰囲気は絶対一緒)な感じが面白い。トークでは寺山修司と谷川俊太郎の比較が発見だった。
マームとジプシー『書を捨てよ町へ出よう』@東京芸術劇場、観劇。マーム作品として見た場合、舞台装置の進化がスゴイ。ついに鉄パイプ。役者が劇中に組立、分解、移動してる。そして何と言っても、村上虹郎くんの存在感、ハンパない。村上淳とUAの息子らしい。虹郎くんの今後に期待。
芸劇にて『レミング』『書を捨てよ、町へ出よう』の寺山作品ふたつを観劇。前者はおととし上演された作品の再演。どちらも狭義の寺山っぽさがなく、というか後者は寺山への愛着や憧憬なんて全然なくて、それがよかった(後者の演出家が野田秀樹『小指の思い出』をやったときもそうだったけど)。
「書を捨てよ町へ出よう」を昼に見てきました。やっぱ訳がわからないのに人間くさいってこのことだよなあ〜って思いつつ。意外と藤本さん演出も寺山修司の本も生で見るの初めてだったから、ぐああああってなった。以上!
そして今夜は『自作自演 穂村弘×又吉直樹』へ。先日観た『書を捨てよ町へ出よう』のあの詩を穂村さんの朗読で聞けるとは!又吉さんの作品では【平凡な爆発音】にすっかり夢中。後半はおふたりの寺山修司トークもあり。貴重な2時間でしたっ(た)
「書を捨てよ町へ出よう」スピンオフ企画『自作自演』穂村弘×又吉直樹。30分ずつの朗読のあと1時間の対談。贅沢な時間だったなあ。
『書を捨てよ 町へ出よう』を観てきた。久々の寺山作品だったので色々衝撃が強かった。初っ端から抉るようで、何度もぐわっときてしまい、泣きそうで泣かない状態が2時間ずっと続いた。あと、最後まで観て余韻に少し浸ってから帰るのがお薦め。
マームとジプシーの書を捨てよ町へ出ようを観てきた。おもしろかった、けど、もう少し自身の知識を補足したいのと、きちんと考える時間がほしい。
マームとジプシー藤田貴大 氏演出「書を捨てよ町へ出よう」 何度も差し込まれる又吉さんのインタビュー映像が作品と離れているように誤解させながらも、しーーーっかりと寺山イズムが練り込まれているところにぐっときました。どんな風に演出されても突き刺さってくる寺山修司 氏の魂と言葉は最強だ
「書を捨てよ、町へ出よう」昼の部を観てきました。劇場で穂村さんをお見かけしたのに、ビビりなので声をかけられなかった私。で、夜は穂村さん×又吉さんの「自作自演」。楽しみです。
『書を捨てよ町へ出よう』観た。ヘヴィなのだけれどしかしポップ。ちょい疲れてる感じもあったけど、これからもっと仕上がっていくんじゃないかしら。
シアターイーストで書を捨てよ町へ出ようを観劇\(^o^)/独特な世界観で笑いもあり面白かったな~!虹郎くんの声よかった(笑)衣装もオシャレやった!
藤田貴大・演出『書を捨てよ 町へ出よう』@東京芸術劇場。ライブで解体と再構築を続ける舞台装置、実験的な映像や生ドラムの挿入、センスある衣装、メタと解釈、存在感ある俳優、めまぐるしい勢いで進行する。あまりに断片化しており、寺山修司の映画を知らないと、物語としてはついていけないかも。
ディストピアとも言える母性の引力圏についてそれぞれの仕方で語る又吉直樹と穂村弘の映像(における語り)も素晴らしいし、さらに言えば藤田貴大という演劇モンスターこそが特異な母性の僥倖のような産物なのだし、なんというか素晴らしい。『書を捨てよ町へ出よう』
マームとジプシーの『書を捨てよ町へ出よう』観劇。村上虹郎クン(あえてクン呼び)主演で、今回の衣装はミナペルホネン。名久井さんによるフライヤーやパンフレットのデザインにもミナのテキスタイルやリボンが。自宅のミナうさぎと記念撮影。