【2024年5月24日公開,105分】
INTRODUCTION(イントロダクション)
第96回アカデミー賞国際長編映画賞&音響賞、第76回カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作、『壁の向こうの家』は、アウシュビッツ強制収容所と壁一枚隔てた屋敷に住む収容所の所長とその家族たちの物語を描く。
穏やかな日常が続き、壁の向こうにはまるで何もないかのように暮らす彼らだったが……。イギリスの作家マーティン・エイミスの同名小説を原作に、「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」のジョナサン・グレイザー監督が映画化を手掛け、作品は高い評価を受けている。
出演は「ヒトラー暗殺、13分の誤算」のクリスティアン・フリーデル、「落下の解剖学」のザンドラ・ヒュラーが務め、その演技によって物語の深みを一層引き立てている。この作品は、観客に深い感動と考えさせるメッセージを届けると同時に、映画の力で歴史的なテーマに光を当てる力を示している。
【監督・脚本】ジョナサン・グレイザー【原作】マーティン・エイミス
【キャスト】
クリスティアン・フリーデル | |
ザンドラ・ヒュラー |
作品情報
あらすじ<STORY> 1945年。アウシュビッツ収容所の所長ルドルフ・ヘス(クリスティアン・フリーデル)とその妻ヘドウィグ(ザンドラ・ヒュラー)たち家族は、収容所と壁一枚隔てた屋敷で幸せに暮らしている。広い庭には緑が生い茂り、そこにはどこにでもある穏やかな日常があった。空は青く、誰もが笑顔で、子供たちの楽しげな声が聴こえてくる。そして、窓から見える壁の向こうでは、大きな建物から黒い煙があがっていた……。 気軽に投稿して下さい♪ 映画『関心領域』を観た人の感想・評価・口コミ・評判
@mugikura Follow ジョナサン・グレイザー監督『関心領域』試写。
前作でも思ったけど、やはり方法論的には「現代アート」になるのだろう。
あくまでも「観察者」として提示する。そこに何を感じるかは観る者次第。
文字通りの「ヴァーチャル・インサニティ」。その精度は凄まじい。@POPMASTER Follow 「関心領域」試写。
PVやCMなどビジュアリストで鳴らしてきたジョナサン・グレイザーが、
映像そのものではなく、その背景音として聞こえてくるものに物語の中心を据えた、凄まじい実験作。
遠景中心の平面的な構図が独特のトーンを生みだしている。映画館マスト案件。@syasendou Follow 『関心領域』の試写会に参加させて頂きました!
最初から最後まで恐ろしすぎて、途中から「ここから出して……………」という気持ちになったので、
近年稀に見る素晴らしい音響と音楽を味わう為にも是非映画館に足を運んでください。
耳を塞げず、目の当たりにする鑑賞体験でした。@myu191910 Follow 関心領域
アウシュビッツ収容所から発する阿鼻叫喚音と隣合わせに牧歌的に暮らす家族の心の闇を、
不穏な音響効果で観るものの心をも震撼させる。
美しい自然のデジタル映像が、収容所で絶命した人間達の遺留品をリアルに彫塑。
音がデザインする人間の心模様が瞳に焼きつき離れない。気軽に感想を書き込んで下さい♪