「久しぶりに『舞台を観る』という行為の楽しさを痛感しました。」
東京芸術劇場シアターイーストで『書を捨てよ町へ出よう』2回目。虚構と現実、スクリーンの内と外の往還というモチーフを足場を組んでは変形し崩していく立体的な表現として鮮やかに。映像やドラム生演奏、俳優の身体の絡み合い、ファッションショー。劇場の空間を大胆に使い切るセンスと胆力に脱帽。
藤田貴大『書を捨てよ町へ出よう』を観た。導入の部分で示唆される解体と再構築。原作を分断し、マーム過去作のエッセンス(メタ的紹介、解剖、いちにさんetc.)とゲスト要素を器用にシームレスに織り込む技術はさすが。肩肘張らない、滅入らない寺山。
そして舞台 書を捨てよ町へ出よう を観劇してきました。とにかく圧倒されたという感想。藤田貴大さんの舞台はcocoonという作品を映像でしかみたことがなかったのだけど(それも素晴らしかった)運動量がすごい。作品自体難解だから分からない部分も合ったけど、理解を超える美しさがあって。
書を捨てよ町へ出よう、観劇。 舞台セットが何も無い状態から始まる舞台。何よりも世界観が独特だった。その場で舞台を作っていく感じ。新しい感覚。虹郎の声がいい。声が好き。これからが気になる俳優さんの一人。楽しみ。
「書を捨てよ、町へ出よう」目ん玉ほじくりだして頭ん中に直接光を入れちゃえばいいんじゃない?っていうのが感想。 正直、よく分からなかった。演出が「解体して編集する」のなら、私たちは「分類分けして再構築」しなきゃいけない。もっと時間がかかるし、もっと記憶が必要。
「書を捨てよ 町へ出よう」めちゃめちゃ良かった、意味わからないところももちろんあったけど、それも含めて圧倒された 映画と違って、目の前で実際に生身の人間が動いて喋って演じてるのってこんなにすごいんだと思った そして改めて虹郎くんが好き…
「書を捨てよ 町へ出よう」を観てきました。舞台を観るのは生まれて初めてだったのですが、終わったあと、自分の頭の中が沸騰して、中身が蒸発して空っぽになってしまったような気がしました。
寺山修司生誕80年記念『書を捨てよ町へ出よう』鑑賞。情報量の多さに何をどうしていいのかわからない。目の前を役者さんたちが通っていくのがすごくこわかった。近い。近いよ。
シアターイーストで「書を捨てよ町へ出よう」を観てきました。アングラなかんじではないのにすごく寺山修司で不思議。主演の俳優さんは18歳とのことで、リアルな若さに 溢れているのだけれど、むしろ現実と対岸にあるかのような佇まいが印象的でした。寺山修司の言葉は力があるなと改めて思うなど
『書を捨てよ 町へ出よう』へ。映画を見てるはずなのに内容を全く思い出せなくて、舞台を観てたら思い出してきた。ミナ ペルホネンの衣装が素敵であれもこれも欲しいと思いながら。映像の又吉さんの部分けっこうあったな。
『書を捨てよ町へ出よう』、これは虹郎くんがずるいくらいにかっこよくて、それに尽きる。オーラばんばんで、こんな18歳が世にいるとは驚き。
『書を捨てよ町へ出よう』。相変わらずの練習量と運動量。これは確実に“ライブ”である必要がある表現。正直すべてを(というか半分も)理解できる舞台ではないし、藤田さんもそれを求めてないだろうけど、藤田さんが「伝えよう」という気になったときの舞台はきっと恐ろしいものになるだろう。
「書を捨てよ町へ出よう」を観劇。まさか、こんな表現になっているとは...。凝縮されてるんだけれど、シンプルな表現。どのシーンを切り取ってもステージが美しかった。それにしても、こんな複雑な動作を、どう稽古したら、こんなにも自然とできるのか。役者の高いレベルの上だから成り立つ表現。
青柳さんも出演されている東京芸術劇場寺山修司生誕80年記念公演「書を捨てよ町へ出よう」は、コラージュ的といえばまさにそうで、いろんなシーンが時間差でじわじわと効いてきていて3日ぐらいかけて消化しているって感じ。舞台の情報量の多さにキャパオーバーするのが、なんか癖になる。
今年はじめて寺山修司作品を、青い種子は太陽の中にある、レミング、書を捨てよ町へ出よう の3作品観た。古典だと思って観てなかったのを後悔。
「書を捨てよ町へ出よう」観てきた。マームとジプシーは2回目だけど、いい意味でも悪い意味でも、やっぱり異様だし難解奇怪だなと思った。でも異様なのにすごく惹きつけられるところがあるんだよな。
書を捨てよ町へ出ようを観てきました 知識の有無なんかで、人によって感想が違う気がするので、他の人の感想も聞きたいな。私に見えていなかったものがたくさんある気がします。 ただひとつだけ言えるのは穂村さんの棒パン映像は必見だということ。
『書を捨てよ町へ出よう』を観劇。寺山修司×藤田貴大ということで、観た方がいい!と教えて頂いて良かったです。青柳いづみさんの存在感に引き込まれました。刺激を受けました。今年は東京芸術劇場によく行きましたね。2015年の良き思い出。
マームとジプシーの「書を捨てよ町へ出よう」を観た。舞台のことよくわからないけど、虹郎くんは異質だった。まっすぐに静かに強く光ってた。はぁ~すごいぞくるぞ。ミナのクロネコを前にしゃべる又吉おかしかった 笑
『書を捨てよ町へ出よう』劇中たびたび映し出される又吉直樹さんと穂村弘さんの独白映像がシュールでともすると演劇的がすぎて張りつめた場をほぐしていた。又吉さんがつくった劇中コントがじわじわくる。
『書を捨てよ町へ出よう』初の藤田貴大演出でした念願の。とても実験的で面白かった言葉と肉体と解体と構築でつくりだす演劇。寺山修司による評論集も戯曲も映画も知らずに観たのでどこまでが寺山でどこからが藤田なのかは分からないけれどきっとどこも寺山で藤田なのだと。
マームとジプシー『書を捨てよ、町へ出よう』観ました。演劇のような映画のようなライブのようなダンスのようなコントのような、なんでもアリの贅沢な舞台を観ました。久しぶりに『舞台を観る』という行為の楽しさを痛感しました。年間ベスト級というか生涯ベスト級です。これで五千円は安すぎです
『書を捨てよ町へ出よう』観終えて雑踏を涙こらえて歩く。哀しいのでも嬉しいのでもない。村上虹郎はあの板の上でなんど傷つきなんど生れかわるのだろうと思うと涙が出そうになる。存在の煌めきがすごい。村上虹郎すごい。
書を捨てよ町へ出よう、昨日観た。思うことはたくさんあるけど虹郎くんが「俺は怒ることを覚えたんだ」って言ったシーンがすごく印象的で、すとん、と胸に入ってきた。
「書を捨てよ町へ出よう」、観てきました。ラストの暗転で涙が出ました。ああ、これで芝居は終わってしまうんだ。終演後、楽屋を訪ね、演出の藤田貴大さんと話し、主演の村上虹郎君と握手して来ました。
村上虹郎 青柳いづみ
川崎ゆり子 斎藤章子
召田実子 吉田聡子
石井亮介 尾野島慎太朗
中島広隆 波佐谷聡
船津健太 / 山本達久(ドラマー)
映像出演
穂村弘(歌人)又吉直樹(芸人)
●スタッフ●
上演台本・演出 藤田貴大(マームとジプシー)
●その他●
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